ブログ回帰(?)
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月曜日に、長年学会のwebページなどを管理・更新してくれていた研究者の訃報が入った。まだ若く、本当に残念な知らせだった。闘病中であることは個人的に以前から聞いていたし、学会内でも知られていることではあったが、僕自身は直接の面識がないため、直接にご連絡したりというようなことは最後までしないままになってしまった。
うちの学会は(きちんと比較したわけではないけど)どうもネット関係に弱いところがあり、彼のような人は本当に貴重だったし、間接的にはものすごくお世話になっていたと思う。何らかの形でお礼を言うべきであったと、後悔する気持ちが湧いてくるが、今さらどうにもならないことではある。
職場の知人が、闘病ブログ的なものがあったことを教えてくれたので、これも今更ながらに、しかし故人の遺した言葉を読んでみたいと思って読み返してみた。けっこう身の回りの出来事を細かに記していて、どこか子規の「病床六尺」のような味わいもある。…というのは、年末のドラマの見過ぎかもしれないが。もしも面識があったら、色々聞いてみたい話もあったなと思った。
この闘病ブログの中に、お見舞いメールがたくさん来て大変、というようなことを書いてる日があった。この手のメールは、もちろん見舞う気持ちで書いているものだろうし、多くは面識のある人からだろうから、大変とは言っても意味があるだろうとは思う。…が、これを読んで、少なくともメールの形で無理やり気持ちを伝えるようなことはしなくてよかったと思った。
誰だかよく分からないような人から「お世話になりました」などと言われても、本人はちょっと困るだろう。それでいて書いた方は何だか満足した気になってしまう。そういうやりとりが病人のためになっているのかは、甚だ疑わしい。こういう距離感の人との別れに際して、さりげなく感謝を伝える良い方法が何かないものだろか。
雑感
年を追うごとに時間に「流されている」感じが強くなってきたけれど、ここ2年くらいはさらにその症状が悪化した。流れに多少の引っ掛かりを持って、自分で漕いでいくくらいの感覚で日々を過ごしたいと思うのだけど、どういうわけかなかなかそれが出来ないでいる。これではいかん、マイペースを取り返すぞ、というのが去年の年頭に立てた目標だったのだけど、それを年が明けるまで忘れていた。まあ震災の年だったのだから仕方ない部分はあるかもしれない。
しかし、そうこうしている間にも自分は年を取り、親も年を取り、街並みは変わって、風景は変わっていく。少しでもいいから、季節の変わり目を意識して、重ねた年を記憶にとどめて、気に入った光を写真に残しながら過ごしたい。ささやかなことだと思うのだけど、それは随分と贅沢な望みなのかもしれない。
逃げるのをやめ、逆に追うことで影を追い詰めた、というのがゲドの最初の物語だったことを思い出した。逃げても逃げても追いつかれる、と思ったら相手は時間だった、というのは北欧神話だったか。いずれも話は少し違うけど、まあとにかくこちらから迎え撃つ、ってのは一つ大事な気がする。いや、なんの話だろうかこれは。
…とか無駄な文章を書いている今は、成田に向かう6時間前。冬の旅行は服に悩むなあ。
まずめったに英語では書かないだろうけど…
ブログの見かけが英語に出来るということのようなので、英語対応な状況にしておこうと思い、言語設定は英語にしてみた。以前、練習のために英語で書いてみようかと思ったことはあったのだけど、それを誰かに読んでもらおうにも、画面に日本語が多すぎるのでお願いする気にならない、というのが一つのネックだった。これでその点は解消されたが、だからと言って自分が急に熱心に英語の文章を書くわけはなく、野望はやはり野望にすぎないんだろうなと思いつつ。
ところで、フィードバックに上がっていたので自分では敢えて書かないけど、見出しが無いのはやっぱり書きにくいなと思う。見出しを作るくらいならエントリを分けろ、ということかもしれないけど、そうは言っても長い文章書くときとか、二つの短いエントリをまとめて一つにしてあげてしまいたい時とか、何かと見出しを使いたい場面はある。「見たまま編集」でどんどん書けるのはいいけど、その辺はHTMLっぽい仕様にしておく方が各方面で皆さん気持ちよく使えるんじゃないかと。
で、今日は一日に二つエントリを書くとどんな感じになるかなと思って内容のまったく無いエントリを書いてる次第。まあ普通に二つ並ぶんだろうけど。やっぱり日記的な内容ははてなダイアリーの方(オリジナルの、1日1エントリ方式のほう)が書きやすいかなあ。とか。
Keep writing in broken English...
I've realized that this Hatena-blog has language setting... though it has only English and Japanese. But it means that I can switch the appearance into English. Wow. I immedeately changed the appearance of my page into English. It's a good feature if I want to tell about this weblog to my English-speaking friends... Just if I write my text in English... at least, often enough so that my friends don't be dissapointed... sounds quite unrealistic, though.
But just to make a try. I leave the language setting as it is. It would not be very troublesome for Japanese readers, anyway.
A problem in learning/using English is, that nobody checkes my English. It's a old and long-time problem for me, for I have never lived in English-native country. My English expression is sometime a just invention of mine, which is never spoken by native people...
If I write this test in English, the situation is same. Still, it's better to keep writing to keep my English. Hmm.
事始め
あけましておめでとうございます。
はてなブログが公開βになったとのことで、まずは試しに投稿。どうせなら元日にすればよかったなあ…。インターフェースはいかにも今風のブログですね。はてなダイアリーが登場した時はまだまだブログなんて珍しかったなあ、とかヘビーユーザーでもないのに10年前のことを思い出したり。
はてなダイアリーは後から過去の日記をかけたけど、こちらはそうはいかないようで、これは個人的にはちょっと残念。でも、一般にブログはそうなんだろうな。ちょっとうまい使い分けが思い浮かばないけど、今のところはてなダイアリーをはてなブログに移行させる気はしないので、何らかの形で使い分けるのが良さそう。フォトライフとの連携がよさそうなので、写真を使ってブログらしいブログを続けるならこちらが良いのかな。